なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

関東のヒレンジャク

今日は、関東で春一番が吹きました。

関東地方もレンジャクの季節になりました。ヤドリギの実もいっぱいついています。

ヒレンジャクの群れが20〜30羽暖かい風に吹かれてやってきました。

先月は、雪国に300羽くらいのレンジャクがいたようですが、その鳥たちが分散して関東にやってきたのでしょうか?

ヒレンジャクは尾羽が赤くてとても美しい鳥です。後方に跳ね上がった冠羽、黒い過眼線など、とても特徴のある鳥です。年によって飛来数が大きくバラツキ、飛来しない年もあります。今年は、まずまずのようです。

ヤドリギの実を好んでたくさん食べるので、飛来する場所も毎年、大体きまっていますが、思わぬところに現れることもあります。


暖かい風に吹かれて楽しそうに群れるヒレンジャク! もう春です。




「緋連雀(ひれんじゃく)春は群れくる

    枯れ枝の 一枝一枝と ほろぬくみつつ」(北原 白秋)