春の陽気にさそわれてガビチョウがさえずっています。
ガビチョウは、昔、鳴き声が美しい鳥として。輸入されて売られていたようですが、色が美しいインコなどの西洋の鳥たちが人気をよび、ガビチョウは在庫になってしまったようです。
困った全国の業者は、あちこちで放鳥したので今では野性化してしまったそうです。
囀りの得意なガビチョウは。春になると、大きな声で歌います。あたりにその声が響き渡ります。
昔、輸入された鳥の何世かの鳥なのでしょう。先祖からの鳴き声を今もつたえているようです。
「何ごとも 移りのみ行く
世の中に 花は昔の 春にかはらず」 (良寛和尚)