なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

手賀沼遊歩道のユリ

まだ梅雨が続いていますが、束の間の晴れ間もあります。

そんな青空の下、手賀沼遊歩道の脇に白いユリの花が咲いていました。
梅雨の晴れ間の白百合の花は、からりと晴れた爽快な気分にさせてくれます。

この白百合は、6〜8月頃にまっすぐに伸びた茎の先にらっぱのような白色の花を横向きに咲かせる
ユリ科多年草の鉄砲百合(テッポウユリ)でしょうか。


てっぽうゆりの花言葉は「純潔(じゅんけつ)・威厳(いげん)・無垢(むく)」とのことです。




「筑波嶺の さ百合の花の 夜床にも 愛しけ妹そ 昼も愛しけ 」
(つくばねのさゆりのはなのゆとこにも かなしけいもそひるもかなしけ)

           大舎人部千文(おほとねりべのちふみ) 巻二十・4369 


大意: 筑波の山の百合のように、夜も昼もいとおしい妻よ。