なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

緑に輝くヨシガモのオス

いよいよ本格的な冬鳥の季節になってきました。

池にヨシガモ(葦 鴨)の小群が泳いでいました。

ヨシガモは特に珍しい鳥ではありませんが、飛来数が少ないしヨシガモのオスの頭部は、ナポレオン帽をかぶったような形をしていて、緑色の金属光沢があるので、光がうまくあたるととても綺麗に見えます。

お昼時なのでヨシガモたちは寝ながら浮いています。

なかなか頭を上げてくれません。

私が近づいたので、寝ながら岸から遠ざかっていきます。

やっとオスの1羽が頭をあげてこちらを向いてくれました。

波がうねる湖水の上を、初冬の太陽の光をあびて緑がキラキラと輝く華やかな姿を見せてくれました。

でも警戒心の強いヨシガモたちは、どんどん遠ざかって遠くに行ってしまいました。