なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

師走に利根川下流域を飛ぶミサゴ

遠くをチュウヒが飛んでいたので、チュウヒを注視していたため、頭上に飛んでくるまでこの猛禽に気づきませんでした。

ふと見上げると比較的大きな猛禽が羽を広げて飛んでいます。

あわててこの猛禽を撮影しました。

魚を採る鷹ミサゴのようです。

羽を大きく開いたミサゴは、悠然と私の頭上を滑空して行きました。



 「それ天地は万物の逆旅にして、
  光陰は百代の過客なり、

  しこうして浮生は夢のごとし、
  歓をなすこといくばくぞ。・・・」 (李白


「月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也」 
            松嗚芭蕉奥の細道序文より)

意訳:月日というのは、永遠に旅を続ける旅人のようなものであり、来ては去り、去っては来る年もまた同じように旅人である。



クリスマスが過ぎるともう直ぐお正月となります。この楽しい期間もあっという間に通り過ぎて行きます。

一年の過ぎるのも早くもう師走も終わりです。

私もミサゴのように悠然とこの時期を過ごしたいと思っています。