今日から4月。新年度のはじまりです。
4月になると手賀沼遊歩道は、春、真っ盛りになります。
白い花(ユキヤナギ、コブシ)ピンクの花(ソメイヨシノ)黄色の花(菜の花)やタンポポなどの草花でにぎわいます。
遊歩道を歩いていれば鶯の鳴き声があちこちで聞こえますし、一瞬しか見られませんが、ヨシの中のカワセミや警戒心の強いクイナやウグイスなどの野鳥も見ることができます。
「春の鳥 な鳴きそ鳴きそ あかあかと
外の面の草に日の入る夕べ」
(北原白秋)
意訳:春の野に鳴く鳥よ、どうかそんなに鳴かないでください。
いま、夕日があたりいちめん赤く照らしながら、草むらの中にゆっくりと沈んでいくのを邪魔しないように。
「桜ばないのち一ぱい咲くからに
生命(いのち)をかけてわが眺めたり」
(岡本 かの子)
意訳:桜の花が古来より愛され、鑑賞されてきたのは、桜の花も人間と同じく、精一杯に命をかけて咲いているからです。私もそれが分かるから、命がけで眺めるのです。
{桃燈(ちょうちん)を 消せと御意(ぎょい)ある 水鶏(くいな)かな」 (与謝蕪村)
意訳:「ちょうちんを消しなさい」とおっしゃるのは、クイナの鳴き声を聴きたいからですね!
ユキヤナギ
シダレヤナギ
ソメイヨシノ(桜)
コブシ
ナノハナ
タンポポ
ヒメオドリコソウとホトケノザ
ホトケノザ
オオイヌフグリ
カワセミ
クイナ
ウグイス