なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

春の手賀沼で遊ぶバン

春うららの手賀沼で警戒心の強いバンたちも気分がいいのか、のんびりと岸辺近くを泳いでいます。

いつもは岸辺の草むらでコソコソ動いているのに水に出てスイスイ泳いでいます。

水かきが無いのであまり泳ぐのは得意ではなさそうで、そのため岸辺近くで泳いでいるのです。

いつもは水に出ても首を振りながら用心深く急いで泳いでいるのに今日はゆったりと何の警戒心もなく動いています。

もう一羽のバンも近づいてきて一緒になって楽しげに泳ぎ始めました。

春になると、バンも浮かれているのでしょうか?

手賀沼は、水ぬるむ春になりました。


「渉(かちわた)る 鷭(ばん)の浮びて 行きにけり 」     (川端茅舎)