クリスマスプレゼントとして、ちょっと変わった話題を掲載します。
2012年10月葛西臨海公園で撮影したマミチャジナイとマミジロキビタキのお話です。
この日、マミチャジナイを撮影するために葛西臨海公園の日本庭園で他のカメラマンとともにマミチャジナイ出現を待っていました。
ところが、マミチャジナイは、でないで、キビタキのオスとメスが何度も出て来ます。キビタキのオスは、カメラマンは、撮影しますがメスのキビタキは、無視して、「出てくるな!」などと罵声を浴びせ、撮影しません。
その後、マミチャジナイは、出てくれて撮影したのが以下の写真です。
このブログ掲載後、キビタキのオスとメスとして後日掲載したら、これは、マミジロキビタキのメスではないか?とのご指摘があり、都内の公園では、初発見とのことで、日本野鳥の会東京支部や山階鳥類研究所から紹介がありました。そこで、マミジロキビタキのメスとこのブログで訂正記事を掲載しました。
一年後、日本野鳥の会東京支部より、「マミジロキビタキのオスと同定されました」との連絡を受けました。
本命のマミチャジナイよりカメラマンの皆さんが邪険に撮影しなかったキビタキのメスの写真が脚光を浴びることになりました。
何気ない野鳥でも撮影することが大切なことを痛感しました。
昨年の10月21日ブログ掲載の「マミジロキビタキ雌」は、「マミジロキビタキ雄の第1回冬羽」と同定されましたので、再掲して訂正させていただきます。
日本野鳥の会東京の会報「ユリカモメ」2013年発行の9月号17頁の「研究部レポート」にこの写真の詳細説明が書かれていますので、ご覧ください。