上の写真は、Ymobileスマホのエクスペディア8で撮影しました。
我が家のアジサイも満開です。
不安定な天候てすが、アジサイのように輝いてこの時期を乗り切りたいですね!
喫茶去
戦力の非対称について
米中対立が激化しています。
米中の戦力は、非対称と言われています。
戦力以外にも基軸通貨の米ドルと中国のほぼローカルな人民元の非対称も相当強烈ですが、ここでは、論じません。
兵力の非対称は、米中両国の共通認識の筈です。
米軍と中国の兵力は、圧倒的な兵力差が存在します。
例えば
空母「ドナルドレーガン」の艦載機は、160機、空母「遼寧」は、多くても40機と言われています。
また、艦載機の爆弾の積載能力も圧倒的な差があるようです。
さらに艦載機のパイロットの熟練にも大きな開きが、あるそうです。
圧倒的有利なアメリカでも、熱戦をすれば、犠牲者が出ます。
米国の一人当たりの兵員の死亡補償金は、高額で約一億円とのことです。
また、中国は、一人っ子政策で跡取り男子は、一人しかいません。その男子は、六人の扶養義務者なのです。
それ故、通常兵器での、いわゆる熱戦は、まともな思考てあれば、両国とも望む筈はありません。
しかし、中国の経済環境は、常にミンスキーモーメントが懸念される厳しい状況です。
経済の悪化は、国民の不満を増加させ、中国共産党の存在意義の低下を促進します。
その国民対策として、周辺に強い姿勢をみせざるを得ません。
中国の軍隊は、国民のための軍隊では、ありません。
中国共産党のための軍隊です。
いわば、共産党の傭兵です。
従来、海軍も南シナ海は、南海艦隊、台湾海峡は、北海艦隊、尖閣諸島は、東海艦隊で、指揮命令系統は、別々でしたが、現在は、台湾海峡は、東部戦区となり、指揮命令系統は、改善されているようです。
当然、共産党執行部が彼らを統率しなければなりませんが、組織変更がなされて間がないので、それほど簡単では、無さそうです。
各艦隊は、それぞれの歴史があり、それぞれが競争相手でした。
しかも、海軍の装備は、毎年、新兵器が多数投入され、その訓練や教育が追いつかないようです。
従って、中国は、熱戦でなくハイブリッド戦だけしか選択の余地がありません。
サイバー攻撃やパブリック・ディプロマシー攻撃です。
しかし、人民軍各部隊の統率が未だ不十分のため、暴走することもあるかも知れません。
だれも望まない熱戦は、避けたいものです。が・・・