なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

手賀沼遊歩道の柳と菜の花

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4月8日手賀沼遊歩道の柳と我孫子市民農園の菜の花の共演です。

この後ろには、桜と菜の花の共演があるので柳も桜も菜の花も同時に見えるのが我孫子市民農園なのです!

 

見わたせば

  柳桜をこきまぜて

   都ぞ春の錦なりける

    (古今集 素性法師

現代語訳

ここから眺め渡してみると、柳の緑色と桜の色とが混ざり合って、都が春の錦のようであることよ

我孫子市民農園の満開の桜

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上の写真は

TAMRON 高倍率ズームレンズ 18-400mm F3.5-6.3 DiII VC HLD キヤノン用 APS-C専用のレンズを装着し、一眼レフEOS7DマークⅡで手持ち撮影しました。

4月8日曇りの市民農園の桜です。

今年も見事に、咲きました。

今が満開のようです。

古今集の「賀の歌」を思い出しました。

 

「さくら花散りかひくもれ老いらくの来むといふなる道まがふがに」

      古今集 在原業平

現代語訳

桜花よ、散り乱れて空を曇らせておくれ。老いというものがやってくるだろうと聞いている。その老いのやって来る道が花びらで紛れて見分けがつかなくなってしまうように

 

我孫子市民農園の桜と菜の花

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上の写真は

TAMRON 高倍率ズームレンズ 18-400mm F3.5-6.3 DiII VC HLD キヤノン用 APS-C専用のレンズを装着し、一眼レフEOS7DマークⅡで手持ち撮影しました。

4月8日の午後曇り、我孫子市民農園の桜と菜の花の対比が見事です。

春を告げる桜と菜の花、同時に見える我孫子市民農園の今です。

 

曇り空が残念ですが!

 

ひさかたの 光のどけき 春の日に
しづ心なく 花の散るらむ 

 (古今集 紀友則きのとものり)

 

現代語訳

のどかに日の光がさす春の日に、なぜ静かな落ち着いた心もなく、あわただしく桜は散ってしまうのだろう

 

プロジェクトX スカイツリー

先日(4月6日)NHKプロジェクトXが復活しました。詳細は、このブログの後半の(参考)を御覧下さい。

困難に直面しても積極的に挑戦する姿勢に感動しました。

 

私のブログの2010年に、まだ、建設途上のスカイツリーを撮った写真があったことを思い出し再掲することにしました。

再掲ブログ(2010年8月10日)

手賀沼公園から見えるスカイツリーです。だんだん高くなってきてますね。
8月7日で高さ408Mなのでこの写真はその3日後の写真となります。少し伸びているかも。

参考

東京スカイツリー 天空の大工事 〜世界一の電波塔建設に挑む〜
初回放送日: 2024年4月6日

18年ぶりに復活する新プロジェクトX。初回は「東京スカイツリー」建設工事。高さ634mの天空の現場に挑んだ技術者と職人たちのドラマを追う。施工の責任を負った技術者が胸に秘めていた、亡き上司への誓い。鉄骨加工を請け負った職人が交わした妻との約束。そして完成間際、東日本大震災が発生した中、鳶(とび)を率いるリーダーが下した決断。のべ58万人が総力を結集した日本の建設史上空前の難工事。その知られざる物語。

オトメツバキ:参考ウグイス

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綺麗なオトメツバキが咲いてます。

オトメツバキはヤブツバキから品種改良された植物で、八重咲の華やかな椿です。オトメツバキの花色は薄紅色で、稀に白色のものもあるそうです。

鶯は昔から梅の花を縫って笠に仕立てることになっているそうです。梅の代わりに椿を詠んで る句があります。

鴬や

  椿落して

   迯(にげ)て行(いく)

     (加賀千代女)

参考:以前撮ったウグイス

 

 

走るキジ

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上の写真は

TAMRON 高倍率ズームレンズ 18-400mm F3.5-6.3 DiII VC HLD キヤノン用 APS-C専用のレンズを装着し、一眼レフEOS7DマークⅡで手持ち撮影しました。

3月31日お昼時、手賀沼遊歩道滝下広場付近のあぜ道をキジが突然、走り出しました。。

夏のような光を浴びてとても元気です。

市民農園のつくし

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我孫子市民農園に生えていた土筆です。

つくしは、土筆とも書きます。

「つくし」は、正しくは「杉菜(すぎな)」の  胞子茎(ほうしけい)と  いうもので、  「付子」とも書きます。

 

「つくし」は、 食べられます(油いため)。

正岡子規は、好物だったそうで「つくしほど食ふてうまきはなく、つくしとりほどして面白きはなし。」と語っているとのことです。

この「つくし」に引き続いて、  細い線状の  緑の葉っぱが出てきます。  両方とも地下で  つながっていますが、  「つくし」は出てこないで  「スギナ」がいっぱい  生えてくるケースが多いようです。。  (「つくし」はあまり見かけません)。