なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

OLYMPUS OM−D E−M1 試写 水辺の鳥(オグロシギ)

OLYMPUS OM−D E−M1で、水辺の鳥の試写に谷津干潟に行ってきました。ちょうど、秋の渡りのオグロシギが、2羽、水辺を歩き回って、採食していました。エサに夢中で、人を気にする様子はありませんでした。

近距離で撮影できる水鳥は、どんなカメラでも撮影できるので、参考にならないかもしれませんが、シギがエサを採るために、下ばかり向いているので、頭を上げた瞬間を撮るためと、エサなどをくわえた瞬間を撮るために、コンテニュアスAFのハイスピード連写(秒10コマ)で撮影してみました。頭は、時々、上げてくれましたが、残念ながら、大きなエサは、くわえてくれませんでした。


オグロシギは、旅鳥として、全国に飛来します。この鳥の仲間にオオソリハシシギがいるのですが、クチバシのそり具合と、尾羽の黒さ、足の長さで区別ができます。オグロシギは、国際自然保護連合(IUCN)により、準絶滅危惧(NT)の指定を受けているようで、一般に、よく見られるシギではないのですが、春よりも秋に比較的よく見ることができるそうです。今回、この大きくて、立派な、愛嬌のあるシギを見ることができたのは、ラッキーでした。




撮影機材

オリンパス 新機種 ミラーレス一眼

1.OM−E E−M1ボディ (パワーバッテリー・ホルダー HLD−7付)
2.レンズ  M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II