なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

OLYMPUS OM−D E−M1 試写 チョウゲンボウの逆襲

カラスが、自分より小さなチョウゲンボウを追っ払おうと、何度も何度も攻撃を仕掛け、その都度(つど)、チョウゲンボウは、その攻撃を避けて、とまっている電柱を少しづつ移動していました。

が、再々度の攻撃に、小さくてもハヤブサの仲間のチョウゲンボウは、ついに、堪忍袋の緒(かんにんぶくろのお)を切らしたのか、果敢(かかん)に逆襲(ぎゃくしゅう)を始めました。

この攻撃に、カラスも驚き、逃げ惑うばかりですが、ついにチョウゲンボウは、カラスを追い詰め、空中戦になりました。チョウゲンボウは、猛禽(もうきん)らしく上からカラスを攻撃して、戦いを優位に進めていきました。

カラスは、這う這うの体(ほうほうのてい)で逃げていきましたが、チョウゲンボウは、その場から意気揚々と飛び去って行きました。

やはり、小さくてもチョウゲンボウは、精悍(せいかん)な猛禽ですねぇ〜。



オリンパスOM−E E−M1は、キヤノンの一眼レフのボディより小さくて、望遠レンズも小型なので、つい振り回しすぎたり、キヤノンとボタン配置の位置も異なっているので、キヤノンのカメラに慣れた指がとまどって、思うようには動いてくれないのですが、それでも、こんな空中戦を撮ることもできます。このカメラに慣れれば気持ちよく撮影できるのでしょうが、今は、ぎこちない動作で撮っています。掲載写真のすべてが、手持ち撮影で、三脚は、使用していません。

こんな「コンパクト・デジカメ」に近い小さな軽いカメラで空中戦が撮れるのは驚きです。



撮影機材

オリンパス 新機種 ミラーレス一眼

1.OM−E E−M1ボディ (パワーバッテリー・ホルダー HLD−7付)

2.レンズ  M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II



手前がカラス、電線に小さなチョウゲンボウ

カラスを追いかけるチョウゲンボウ

空中戦でカラスを攻撃するチョウゲンボウ

意気揚々と飛び去るチョウゲンボウ