なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

満開の梅花の蜜を吸うヒヨドリ

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 上の写真は、EOS7Dマーク2にCANON EF70-300mm F4.5-5.6 DO IS USMを装着して、手持ち撮影しました。

2月21日朝の梅林にヒヨドリが来て蜜を吸っていました。

梅の花は、ほぼ満開となりました。

風が吹くと花びらがヒラヒラと散っています。


新年号令和の典拠となった万葉集から梅の句を1首


師そちの老おきなの宅いえに萃あつまりて、宴会を申ひらく。時に、初春の令月れいげつにして、気淑きよく風和かぜやわらぎ、梅は鏡前の粉を披ひらき、蘭らんは珮後はいごの香こうを薫かおらす。

 

 我が園に 梅の花散る 久方の 天より雪の 流れくるかも 

           万葉集 大伴旅人

 

意訳:私の庭に梅の花が散っているよ。あたかも天から雪が流れてくるようだ。