上の写真は、Ymobileスマホのエクスペディア8で撮影しました。
母の日に買ったバラ、マリアンデールの赤い花がまた、咲きました。
2020年の母の日は、5月10日(日)でした。
もう秋の10月7日になりました。
小さなバラが夏を耐え、頑張って今咲いています。
喫茶去
古関裕而大全集
を聴く
決定盤 栄冠は君に輝く
古関裕而大全集
DISC-1
1.NHKスポーツ放送テーマ スポーツ・ショー行進曲* / コロムビア吹奏楽団
2.オリンピック・マーチ* / 斎藤徳三郎・指揮 陸上自衛隊中央音楽隊
3.栄冠は君に輝く*(全国高等学校野球大会の歌) / コロムビア合唱団
4.巨人軍の歌 〜闘魂こめて〜* / 守屋浩、三鷹淳、若山彰、コロムビア男声合唱団
5.阪神タイガースの歌 〜六甲おろし〜* / コロムビア合唱団
6.紺碧の空* / 早稲田大学グリー・クラブ
8.NHKラジオ「ひるのいこい」テーマ音楽* / コロムビア・オーケストラ
9.NHK「日曜名作座」テーマ音楽* / コロムビア・オーケストラ
10.NHKラジオ「早起き鳥」の歌* / 三鷹淳、真理ヨシコ
11.NHKラジオ「今週の明星」の歌* / コロムビア合唱団
12.とんがり帽子 / 川田正子、コロムビアゆりかご会
13.さくらんぼ大将 / 川田孝子、コロムビアゆりかご会
15.じろりんたんのうた / 安西愛子、杉の子子ども会
16.花はなんの花(五木の子守唄) / 山口淑子
17.別れのワルツ / ユージン・コスマン管弦楽団
18.アニー・ローリー / ユージン・コスマン管弦楽団
DISC-2
1.船頭可愛や / 音丸
2.露営の歌 / 中野忠晴、松平晃、伊藤久男、霧島昇、佐々木章
5.若鷲の歌 / 霧島昇、波平暁男
7.夢淡き東京 / 藤山一郎
10.フランチェスカの鐘 / 二葉あき子
13.白いランプの灯る道 / 奈良光枝
15.ニコライの鐘 / 藤山一郎
16.君の名は / 織井茂子
17.黒百合の歌 / 織井茂子
18.高原列車は行く / 岡本敦郎
20.荷物片手に / 森繁久彌
NHKの朝ドラで予科練のシーンがあったので、このCDを聴いてみたくなりました。
早速、聴いてみました。
戦前、戦中、戦後の昭和が、このCDにつまっています。
ほとんどの歌を知っています。いくつかの歌は、歌えます。
スボーツの行進曲、高校野球、プロ野球応援歌、NHKラジオの懐かしいテーマ曲など、私の人生とダブリます。
古関裕而の戦時歌謡は、祖国を思う日本人の心情が見事に歌われています。
戦時歌謡に短調の曲が多いのも特徴かもしれません。庶民は、戦争にいやいや出征したことが滲み出ているように感じました。
昭和モダンや戦後の歌謡には、物資は、不足していても、明るく過ごそうとする庶民の願いも感じました。
痩せ我慢が、日本人の心情なのでしょうか? いや、そうではなく
敷島の大和心を人問はば
朝日ににほふ山桜花
しきしまのやまとごころをひととはば
あさひににほふやまざくらばな
の心境なのでしょうか?
本居宣長のこの歌は、 六十一歳の時の自画像と共に書かれた歌です。
現代語訳
大和心とは何かと人が尋ねるなら、
朝日に照って輝く山桜の花
(であるとこたえよう。)
日本人である私の心とは
朝日に照り輝く山桜の花の美しさを知る
その麗しさに感動する
そのような心です。
(本居宣長記念館HPより)
喫茶去
藤山一郎とその時代
を読む
岡本太郎とともに学んだ慶応幼稚舎時代。アルバイトで「酒は涙か溜息か」を吹き込んだ東京音楽学校時代。南方の島で苦難の日々を送った戦中戦後。「長崎の鐘」で結ばれた永井隆博士との交流。社会奉仕に取り組んだ晩年…。綿密な取材で、日本の近現代史のなかに浮かび上がった人気歌手八十二年の生涯。
目次
プロローグ-急逝
1 第一の母校・慶応
2 音楽学校の青春
3 歌手「藤山一郎」の誕生-「酒は涙か溜息か」
4 テイチク時代-「東京ラプソディー」
5 戦争そして軍歌
6 南方へ
7 収容所のアコーディオン
8 荒野にひびけ-「長崎の鐘」
9 若く明るい歌声に-「青い山脈」
10 四三回の紅白
11 流行歌への疑問
12 奉仕の精神をいかす
13 日本の自動車史を生きる
14 最後の作曲
エピローグ-冨士霊園
戦後世代の私は、戦争経験がありません。
戦争中の世相が伝わってきました。
藤山一郎は、楷書の歌手と言われていますが、彼の人生も楷書の人生だったと思いました。
その時代を彼は懸命に生きています。
勉強になりました。
もう戦後75年たちました。
私も齢75歳、後期高齢者になりました。
今まで戦後の復興期、高度経済成長期、失われた30年の低経済成長期と生きてまいりました。
コロナ禍以後の世界に突入する今後が気がかりですが、私も懸命に生きて行くつもりです。