なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

枯れ枝にとまるモズ

上の写真は

TAMRON 高倍率ズームレンズ 18-400mm F3.5-6.3 DiII VC HLD キヤノン用 APS-C専用のレンズを装着し、一眼レフEOS7DマークⅡで手持ち撮影しました。

10月17日中沼田の農道の枯れ枝にモズが止まっていました。

下を見て何度も餌を捕らえて枝にもどつています。

 

このモズは、おとなしそうですが、ちゃっかりしたモズもいたようです。

昔話に「モズ勘定」があります。

モズ勘定というのは、鳩・鴫(しぎ)・百舌(もず)が15文の買い食いをして勘定をするとき、百舌は、鳩に8文、鴫に7文出させて、自分は1文も出さなかったという昔話です。

勘定のとき、自分は金を出さないで他人にばかり出させようとすることを言います。

小さな体なのに肉食系で、タカのような猛禽(もうきん)扱いされたモズです。

なぜ昔の人がモズを小ずるいけちん坊に見たてたのかはよく分かりません。