なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

冠羽の素敵なタゲリ

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上の写真は、キヤノンレンズEF300mm F4L USMを装着し、一眼レフEOS7DマークⅡで手持ち撮影しました。

1月8日上沼田の農道のタゲリです。

タゲリは、渡りの時期には群れを作って行動することが多く、水田などの湿気のある場所を好みます。餌は昆虫やミミズ等の動物食で、足で地面を叩いてミミズなどをおびき出して採食する姿がしばしば見られます。草の実などの植物を食べることもあるようです。


タゲリの特徴はなんといっても頭の黒くて長い冠羽ですが、翼の色もまた美しく、深い緑色に赤の混じった艶やかな翼は陽の光の角度によって玉虫のように輝きます。そんなタゲリの美しさは「冬の貴婦人」とも称されています。