なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

フクロウの親子

フクロウの親子が、5月最後の昼下がり、眠そうに新緑の木々の間で佇んでいました。

親は子供の左側の木立にとまってこの子を見守っています。この子は、親と少し離れた右の木の、親が見える範囲の枝にとまっています。この子供は、末っ子とのことで、もうずいぶん大きくなったので、親子とも、もうすぐ、この場所から移動するかもしれませんね。

子供は、ジット枝に止まっているのがつらいのか、枝の上でしゃがみこんでしまいました。飛ぶ練習をしようとしたのかもしれません。

また再度、枝の上に立ち上がりました。この子は、この一連の仕草で疲れたらしく、枝の上で、退屈そうに眠ってしまいました。


「ふくろうは ふくろうで 
  わたしは わたしで ねむれない」 (種田 山頭火