なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

OLYMPUS OM−D E−M1 試写 野鳥(カワセミ)

明日の台風の影響か?厚い雲に覆われて、薄暗い天気です。近くの公園の池のほとりの立木も黄色く色づいてきています。

いつの間に来たのか、大きな池ではなく、その池に橋の下を経由して接続している、小さな浅い池のコンクリートの上にカワセミがとまりました。

私は、その時、OLYMPUS OM−D E−M1 で、花の試写をしていましたが、 あわてて、カワセミにレンズを向けました。カワセミは、浅い池にいるはずの小魚を探していましたが、見つけられなかったようで、飛び立ちました。

飛び立ちの姿は、電子ヴューファインダーで捕らえていたので、シャッターを押したのですが、タイム・ラグのためか?カワセミの飛び立ちの写真は、撮れませんでした。「キヤノンEOS−7Dの光学式ヴューファインダーなら撮れたはずなのに」と思いました。

それでも、この望遠レンズは、[ 75-300mm ]の軽くてコンパクトなレンズなので、手持ち撮影で、気楽に、カワセミをシャープに撮ることができます。こんなお手軽なカメラで、カワセミがこれほどに撮れるとは、思ってもいませんでした。

まだ、このカメラに慣れていないので、私の心に余裕がないようで、とっさにカワセミの目の近くを拡大表示して、マニュアルでピントを合わせる操作ができなかったのですが、それができていればれば、さらにシャープに撮れた筈です。

この写真もオリンパス・ブルーが、よく際だって、カワセミ・ブルーが綺麗に表現されていますが、コンクリートの塗料も青いので興ざめですね。今回もいい写真は、撮れませんでした。

今迄は、長いレンズのついた一眼レフカメラで、撮影していたので、鳥を撮るカメラマンと思われたのですが、新機種は、コンデジなみのミラーレス一眼のカメラなので、本体にハンド・グリップをつけて、花を撮影していたら、いつもの鳥撮影の仲間から、「鳥を撮りに来たのではない」ように思われていたようです。

花を撮影していたのにカワセミを撮影したので、驚いたようです。そして、「そんな恰好では、鳥撮影の仲間から、軽く見られそうですね。」と言われました。

見かけは大げさでなくても実質的に問題なければ、いいように思うのですが、鳥撮影のカメラマンにとっては、「高価そうに見える重装備」も大事な要素かもしれません。このカメラは、小さいけれど貧弱でなく、存在感も充分にあると思うのですが・・・


オリンパス 新機種 ミラーレス一眼

1.OM−E E−M1ボディ (パワーバッテリー・ホルダー HLD−7付)
2.レンズ  M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II