なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

手賀沼公園のオオバンのダンス

11月10日の朝、手賀沼公園は小雨が降っていました。

お昼ころ小雨が一時的にやみました。

それまで雨に濡れていた公園内のオオバンたちの1羽が突然踊りだしました。

雨がやんだのを喜んでいるのでしょうか?

とても楽しそうに羽をばたつかせながら踊っています。

その周りにはオナガガモオオバンが居るのですが、そんなことは気にしないで踊りつづけています。

踊りつかれたのか?そのうち何事もなかったかのようにオオバンは踊りをやめてしまいました。

我孫子市の鳥であるオオバンは鳴き声が人の笑い声に似ていて「鷭(ばん)の笑い」といわれます。

オオバン手賀沼には一年中住んでいる楽しい鳥です。



「雨催(もよ)ひ  鷭(ばん)の翅(つばさ)に 猶(なお)暗し」    (三宅嘯山)