5月24日午前、印旛沼脇の田植えの終わったばかりの田んぼにキジのオスが佇んでいます。
その姿は、艶やかな色をまとって素敵です。
田んぼを背景に「日本の国鳥キジ」にふさわしい晴れ姿!
その近くの堤防の土手にキジのメスが、見え隠れしています。
オスは堤防沿いの道路を渡ろうとしましたが、車が来たので、道路を渡れなくなってしまいました。
この先どうしようかと迷っている風情です。
オスは困ったあげく車の横を通り過ぎて行きました。
メスは、叢に隠れて姿を消しました。
春の野に
あさる雉(きぎし)の
妻恋(つまごひ)に
己(おの)があたりを
人に知れつつ
意訳
春の野にえさを求めて動き回っている雉(きじ)が、妻(つま)恋(ご)いして(鳴いて)いるので、自分の居場所を人に知られてしまいます
今は、キジの恋の季節です。