なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

車の前の道路に出てきたキジ

車の前の道路に突然キジのオスが出てきました。

車が動いていても鳥たちはそれほど気にしていません。

人が車を降りるまでは安全と心得ているようです。

車が道路に止まったので、キジは平気で道路上のエサを拾い食いして、草むらに消えました。

我孫子周辺には多くのキジが人里に棲んでいます。

今の時期は、ケーンケーンとキジの鳴き声をあちこちで聞きます。

キジは人家の近くに棲んでいるのでそれほど人を怖がりませんが、近づくと歩きながら身を隠します。よほど緊急な時だけは地上を低く飛んで近くの茂みまで飛翔します。


キジは、日本の国鳥でもあるし、できるだけ脅かさないで大切にしたいものです。


「雉(きぎし)鳴く 高円(たかまと)の辺(へ)に 
          桜花(さくらばな) 散りて流らふ 見む人もがも」

              (万葉集 作者不詳)

意訳:キジが鳴いている高円のあたりに、桜の花が風に散っています。一緒に見る人がいるといいのですが・・・


車の前の道路に出てきたキジのオス(フロントガラス越し撮影)

参考:以下は以前撮影したキジの写真です。
草原を歩くキジのオス

道路を歩くキジのメス

飛翔するキジ

ほろ打ちするキジ