クリスマスイブの手賀の丘公園に、ルリビタキ♂が、フェンスのそばに顔を出しました。
枝に飛んで様子をうかがっていましたが、下に降りないで、飛び去って行きました。
クリスマスイブのお話にメーテルリンクの戯曲「青い鳥」があります。
その「あらすじ」は
「あるクリスマスイブ、貧しい木こりの兄妹、チルチルとミチルは、夢の中で、魔女に、「幸せが実現するという青い鳥」を探して欲しいと、頼まれ仲間達と旅に出ます。
でも、チルチルとミチルは、その旅で青い鳥を見付けられませんでした。
旅が終わった翌朝、2人が目を覚ますと、部屋の片隅に昔から飼っている「キジバト」が、「青い鳥」に変わっていたのです。
本当の「幸せ」とは、遠くではなく、すぐ傍(かたわら)らにあったと2人は気づきます。
気づいた瞬間、青い鳥は飛び去っていってしまいます。」
ルリビタキが飛び去った瞬間、メーテルリンクの「青い鳥」を思い出しました。
平凡な生活の中にいつも「幸せ」はあるのですねぇ〜。