なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

手賀の丘公園のルリビタキ♂

クリスマスイブの手賀の丘公園に、ルリビタキ♂が、フェンスのそばに顔を出しました。

枝に飛んで様子をうかがっていましたが、下に降りないで、飛び去って行きました。

クリスマスイブのお話にメーテルリンクの戯曲「青い鳥」があります。


その「あらすじ」は

「あるクリスマスイブ、貧しい木こりの兄妹、チルチルとミチルは、夢の中で、魔女に、「幸せが実現するという青い鳥」を探して欲しいと、頼まれ仲間達と旅に出ます。

でも、チルチルとミチルは、その旅で青い鳥を見付けられませんでした。

旅が終わった翌朝、2人が目を覚ますと、部屋の片隅に昔から飼っている「キジバト」が、「青い鳥」に変わっていたのです。

本当の「幸せ」とは、遠くではなく、すぐ傍(かたわら)らにあったと2人は気づきます。

気づいた瞬間、青い鳥は飛び去っていってしまいます。」



ルリビタキが飛び去った瞬間、メーテルリンクの「青い鳥」を思い出しました。

平凡な生活の中にいつも「幸せ」はあるのですねぇ〜。