なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

炎天下に咲くサルスベリ

炎天下(えんてんか)、サルスベリの花が咲いています。

サルスベリ百日紅)は、樹皮がツルツルして、猿が登ろうとしても滑ってしまいそうなので付けられた名前とのことですが、実は、猿は簡単に登ってしまうそうです。

和名の「百日紅」の由来は、開花時期が、 7/15 〜 10/15頃までの約100日間、ピンクの花を咲かせることからきているとのこと。

「ひまわり」が夏の代表の花かもしれませんが、このサルスベリも夏を代表する花といえます。

サルスベリのピンクの花が咲く頃、いつも、高校野球がラジオから流れていた記憶があります。

残暑はまだまだ続きそうです。



「油蝉(あぶらぜみ) いま鳴きにけり
         大かぜの なごりの著(いちじ)るき
                     百日紅(さるすべり)のはな」


                (斉藤茂吉