なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

印旛沼のサンカノゴイその1

サンカノゴイは、絶滅危惧IB類(EN)に分類される希少種で、日本では北海道と滋賀県(琵琶湖)、茨城県霞ヶ浦)、千葉県(印旛沼)などで繁殖が確認されています。本州以南に、冬鳥として少数が渡来します。とても神経質な性格なので飛翔姿以外で全身が撮れるチャンスは、とても珍しいことです。去年から今年にかけて、印旛沼のサンカノゴイの繁殖地は、東北大震災で破壊された護岸補修工事が行われました。そのため、葭原が刈り取られたので脚がよくみられる環境が出来上がりました。今回、偶々、全身を見せながら佇んでいる様子を撮ることが出来ましたので、ブログに連載することにしました。