なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

海上を飛ぶユリカモメ

冬の手賀沼公園にいつもいるユリカモメは、少しの距離しか飛びませんが、銚子漁港のユリカモメは、広い海を自在に飛んでみせてくれます。溌剌としたユリカモメを見ると元気がでます。ユリカモメは、飛ぶのが得意の鳥のようですね。

ユリカモメは、10月ころカムチャッカベーリング海などの北の故郷から日本に渡ってきます。ハトより少し大きいくらいの小型のカモメです。カモメ類では、いちばん内陸まではいる種類で、河口から50キロくらいは、遡ります。

伊勢物語」に登場するミヤコドリは、ユリカモメといわれ、東京都の鳥となっています。電車にもこの鳥の名称の路線があります。

ユリカモメは、とてもひとなつこい鳥で、手賀沼公園では、子供づれの親たちから、パンくずなどをもらっていますし、水元公園などでは、「カッパえびせん」なども、もらっています。