印旛沼の葭原では、オオヨシキリのさえずりの合唱があちこちて聞こえます。
葦につかまってさえずっているオオヨシキリをみつけました。
カメラを構えると、背後の異変に気付いたようで、さえずりをやめました。
沈黙したまま葦にとまっています。
オオヨシキリは、危険と判断したのか、突然、飛び出しました。
葭原の中を、直線的に羽ばたいて飛んで行きます。
別のソングポストにいくようです。
さっきより少し遠い場所のソングポストに後ろ向きにとまりました。
この場所で振り返って、こちらを見ています。 安全と確認したようです。
また、安心して気持ちよくさえずりはじめました。
こんな他愛のないしぐさを見ていると、うるさくさえずるオオヨシキリもかわいく見えてきますね。
このオオヨシキりも、頭がぼさぼさのかわいい小鳥ですね!
のんびりした初夏の一日が過ぎていきます。
「蘆原(あしはら)の 中に家あり
行々子(ぎょうぎょうし)」
(正岡子規)