なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

タヒバリとサバンナシトド

埼玉県蓮田市の田んぼのあぜ道には、春を告げるオオイヌフグリの花が咲き、昆虫やクモなどの餌を求めて冬鳥として越冬している5〜6羽のタヒバリの小さな群れが時々姿を見せます。

その場所に迷鳥のサバンナシトドも1羽だけ顔を出します。

これらの鳥たちは、この田んぼの周辺を飛び回って採食しているので、この場所に現れてもすぐにこの近所のどこかに飛び去り、いつの間にかまた舞い戻ってきます。

タヒバリセキレイ科の分類され、サバンナシトドは、ホオジロ科に分類されています。

タヒバリは、サバンナシトドより少し大きく全長16センチでサバンナシトドより長い尾なので容易に判別できそうですが、田んぼの土に紛れていると以外に分かりにくいものです。

しかもタヒバリの数が多いので1羽ずつ確認していると目が疲れます。

ここに掲載しているタヒバリは、同じ時間に同じ場所で撮影したタヒバリとサバンナシトドです。



「たひばりや 田の凍(いて)ゆるぶ 音の中」     (木津柳芽)


タヒバリ




以下はサバンナシトド