なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

2013-09-01から1ヶ月間の記事一覧

秋の田に舞うアマサギ

手賀沼の下沼付近の田んぼに20羽くらいのアマサギの群れが、採食していました。かなり近づいても、採食に夢中で、逃げません。アマサギはもうすっかり真っ白な冬羽になっていいて、亜麻色のサギは見られません。時々、舞い上がって、餌場を変えます。この…

手賀沼公園のオナガガモ

そろそろ冬鳥の季節になってきました。いつの間にか県立手賀沼公園にオナガガモが来ていました。まだ少数の群れですが、どんどん増えてくることでしょう。ユリカモメの到来ももうすぐですね。

曼珠沙華(まんじゅしゃげ)

いつの間にか彼岸(ひがん)が過ぎて、もうすぐ神無月(かんなづき)。残暑の暑さもすっかり退化して、秋の涼しさがやってきました。爽やかな秋晴れの公園を散策すると、鮮やかな赤い曼珠沙華(彼岸花の別名)が咲いていました。曼珠沙華(まんじゅしゃげ)…

乗鞍畳平の風景

9月21日は、ライチョウなどを期待して、乗鞍高原温泉から乗鞍エコーラインを通って乗鞍岳(のりくらだけ)山頂の畳平(たたみだいら)に移動しました。乗鞍岳は、飛騨山脈(北アルプス)南部の長野県松本市と岐阜県高山市にまたがる標高3026mの剣ヶ…

乗鞍高原の宿の周りの鳥と植物

白樺峠(しらかばとうげ)は、上高地乗鞍林道(かみこうちのりくらりんどう)の最高地点(標高1600M)にあります。白樺峠の鷹の撮影の後、9月20日午後4時に通行止め解除の林道を通って乗鞍高原(のりくらこうげん)に向かいました。乗鞍高原は、飛…

白樺峠の風景

白樺峠の所在地は、松本市奈川にある標高1,600mの峠です。ここは、近年「鷹の渡り」の観察場所として有名になりました。毎年秋には1万羽以上のタカが渡っていきます。樺池付近の駐車場から徒歩で、急な坂道を20〜30分くらい上ると、鷹見台に到着…

白樺峠鷹見台のアサギマダラ

白樺峠の鷹見台で、鷹の渡りを撮影していたら、「海を渡る蝶」として知られるアサギマダラを見かけました。カメラマンの間をヒラヒラと舞っています。足元に生えている松虫草がお気に入りのようです。何度も何度も松虫草にとまります。その花の蜜をいっぱい…

白樺峠を渡るサシバ

毎年秋になると多くの鷹が越冬地に渡って行きます。この白樺峠でも多くのサシバの渡りを観ることができます。サシバは、越冬地の沖縄やフィリピンに向けて9月中旬に飛び立って、越冬地に到着するのは、10月中旬から下旬と言われています。私たちがよく目…

白樺峠を渡るハチクマ

鷹の渡りの季節になりました。松本市奈川の白樺峠は この時期タカの渡りで有名です。20日は620羽のタカが渡っていきました。9月17日の台風直後の2523羽と比較すると少ない数で、パラパラと飛ぶくらいで心配しましたが、午後3時過ぎに集中的に飛…

飛び立つウミネコ

海岸の砂浜からウミネコが飛び立っていきました。

海岸のダイゼン

大型のチドリのダイゼンは、足もクチバシも長いので、潮が満ちてきても餌を捕ることができます。今日も、潮が満ちてくる水際を忙しげに動き回ってしきりに採食していました。

快晴の空を飛ぶウミネコ

台風一過の快晴の空をウミネコが気持ちよさそうに飛んでいました。クチバシが明瞭に赤くないのでウミネコ成鳥冬羽ではなく、第3回冬羽のように思いますが、はっきりしません。台風をどのように凌いだのか分かりませんが、ウミネコは、海岸の干潟にたくさん…

台風一過の海岸を飛ぶソリハシシギ

台風18号が通り過ぎた東京湾は、雲ひとつない快晴でした。こんな時は迷い鳥の珍鳥でもいないかと三番瀬を探してみましたが、期待外れで、見慣れた鳥ばかりでした。ソリハシシギが、快晴の青い空を映す水辺を、飛んで行きました。

ゴカイをつかまえたメダイチドリ

チョコチョコと海岸を動き回っていたメダイチドリがいつの間にか地中からゴカイをひっぱりだして、得意そうにクチバシにぶらさげて歩いていました。

緑に輝く栗の実

手賀沼遊歩道を歩いていると、栗の木に青々とした栗の実が生っている光景に出会います。 「秋風の 吹けども青し 栗のいが」 (松尾芭蕉) の句を思い出します。秋風は、金風(きんぷう)と言われ西から吹いてくるそうですが、残暑の厳しい太陽の照りつける道…

秋の田のムナグロ

稲刈り後の田んぼで、ムナグロの小さな群れが、キューイ・キューイと鳴きながら、昆虫類を食べています。最近は、田圃に水を入れないので、シギやチドリを観る機会が激減しています。そのうちこんな風景は見れなくなるのでしょうか?

手賀沼湖畔のカワセミとチョウトンボ

手賀沼湖畔の「水の館」付近でカワセミをみつけました。カワセミに注目していたら、その近くを、ひらひらと黒っぽい蝶々が飛んでいます。よく見るとトンボです。チョウトンボです。枯れた草の茎にとまりました。チョウトンボは、中型のトンボで、翅(はね)…

ギンヤンマの産卵

秋の水辺を雌雄のギンヤンマが連結して飛んでいます。前の水色のトンボが雄のギンヤンマです。産卵場所の小さな草の洲をみつけたようです。雌雄のギンヤンマは、そこに降り立ち、メスが尻尾を水につけて産卵をはじめました。雄は雌と連結したままです。産卵…

上空を飛ぶミサゴ

秋の田の空高くミサゴが獲物を求めてゆったりと舞っています。いつもは、海岸や湖沼を飛ぶ「ミサゴ」をイメージしているので、黄金色の稲の田んぼ上空を飛ぶミサゴに少し驚きました。ミサゴは、魚を食べる大型のタカなので、田圃の中を走っている大きな水路…

はばたくコウノトリの兄妹

コウノトリは、体長110〜115cm、翼開長160〜200cmにもなる非常に大型の水鳥です。 ヨーロッパでは「赤ん坊はこうのとりが運んでくる」「こうのとりが住み着いた家は幸せになる」と言われている縁起の良い鳥です。かつて日本全国にもたくさん住んでいたようで…

ムナグロ飛翔

ピョピョーと鳴きながらムナグロが飛んでいます。田畑や海岸や干潟などで、渡りの途中に立ち寄った、ムナグロをよく見かけます。この海岸でも10羽くらいの小さな群れで、他のシギたちと一緒に飛んでいましたよ。

夕陽のツツドリ

夏の暑さもすこしづつ衰え。夕暮れが早く訪れるころになりました。たくさんいたツツドリも餌の毛虫を食べつくしたのか、旅を急ぐのか、数がずいぶん減りました。私は、2羽しか確認できませんでした。そのうちの1つは、赤色型でしたが、観察しただけで撮影…

帰ってきたモズ

今年もモズが顔を出しました。いよいよ秋ですねぇ〜。まだ帰ってきたばかりなのか、控えめにキィー・キィーと鳴いていました。モズの雄のようです。こんな小さな声では、縄張りを明確に主張しているようには見えません。今は、縄張りの設定中か確認中なのか…

メダイチドリ着地

トウネンが渚に到着したすぐ後にメダイチドリが舞い降りました。その後、この渚でお互い仲よくエサを探して歩いていました。トウネンは、群れで数多くいましたが、メダイチドリは僅かしかいませんでした。

マミジロキビタキ

昨年の10月21日ブログ掲載の「マミジロキビタキ雌」は、「マミジロキビタキ雄の第1回冬羽」と同定されましたので、再掲して訂正させていただきます。日本野鳥の会東京の会報「ユリカモメ」今年発行の9月号17頁の「研究部レポート」にこの写真の詳細説明が…

トウネン着地

海岸の渚にトウネンの群れが降り立っていました。小さなトウネン(スズメより少し大きめ)のですが、羽を広げるとずっと大きく見えます。左隣にいる羽をとじたトウネンと比べると同じ大きさの鳥とは思えませんね。

秋の渡りのタカブシギ

秋の渡りのタカブシギが、蓮田の水田に飛んで来て、エサを探しています。タカブシギは、旅鳥として飛来し、普通に見られるのですが、警戒心が強く、人の姿を見ると、すぐにピッピッと鳴いて飛び去ります。今回も、すぐに飛び立たれてしまいました。

渚のコアジサシとアジサシ

コアジサシは、4月頃日本に渡ってくる夏鳥です。日本で繁殖する鳥なので、毎年、東京湾で繁殖しているのを見れましたが、今年は、いつも繁殖している場所には営巣しなかったので、私は、見れませんでした。以前は、河原や湖岸にも営巣していたようですが、…

渚にたたずむオオメダイチドリ

オオメダイチドリは、数が少ないためか、私は、多くの群れを見たことはありません。多くても2〜3羽です。今回もオオメダイチドリが、一羽単独で、渚に飛んで来ました。エサのチゴガニやコメツキガニなどを探すのかと見ていたら、私に気付いたのか、すぐに…

秋の渡りのツツドリ(赤色型も)

「秋風の 吹けども 青し 栗のいが」(松尾芭蕉)今日から9月。最近は秋の気配も感じられますが、昨日の暑さは、猛暑の暑さで、とても閉口しましたが、今年も桜並木にツツドリがやってきました。時々、金風(きんぷう)も吹いています。この時期、桜の枝や葉…