なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

九十九里海岸のミユビシギ

残暑厳しいこの季節、秋の渡りの時期が本格的になってきています。これから外房の海岸にも多くのシギやチドリが訪れることでしょう。ミユビシギの群れが海岸を集団で動き回り、時々、少し飛んで餌場を変えてゆきます。楽しそうに見えますが、これから海を渡る準備をしていることを考えると、それほど楽ではなさそうですね。ところで、ミユビシギの名前の由来は、普通の鳥の足の指の数は、前に3本後の1本の合計4本ですが、この鳥の足の指は、前が3本だけで、もし後の指が1本あっても退化して、殆ど、おしるし程度なのでミユビシギというそうです。旅鳥として春と秋の渡りの時期に主に砂浜の続く海岸でよく見られます。今日も海岸にいっぱいいましたよ。