なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

虫を狙うキビタキ♂

暗い木立の中に鳥影が見え隠れしています。

暗い中に鮮やかな黄色が飛び交っています。 キビタキのオスのようです。
虫をフライング・キャッチしているようですが、なかなか姿を見せてくれません。

葉っぱの陰からチラッ、チラット見えますが、すぐに葉陰に姿を隠してしまいます。

この周りには毎年熟れた実のなる木があるのですが、今年はその実が不作であまりついていません。
少しついていた実は、すぐに食べつくしてしまったようです。

そのために、やむなく飛んでいる虫を狙っているのだと思います。

私の前の木の枝に姿をようやく見せてくれました.

枝にとまりながら鋭い目つきで虫を追っています。
暗い葉陰なのに、時々、目がキラリと光ります。

葉陰で動き回っていましたが、そのうち低い野太い声で「ギシ・ギシ・ギシ」と変な声で鳴いていましたが、暗闇に鮮やかな黄色の軌跡を描きながら、どこかに飛んで行ってしまいました。

キビタキは、普通「ピッピッ」とか、「ツクツクボウシ」のような鳴き声なのに、こんな鳴き方もするのですね!