暗い木立の中に鳥影が見え隠れしています。
暗い中に鮮やかな黄色が飛び交っています。 キビタキのオスのようです。
虫をフライング・キャッチしているようですが、なかなか姿を見せてくれません。
葉っぱの陰からチラッ、チラット見えますが、すぐに葉陰に姿を隠してしまいます。
この周りには毎年熟れた実のなる木があるのですが、今年はその実が不作であまりついていません。
少しついていた実は、すぐに食べつくしてしまったようです。
そのために、やむなく飛んでいる虫を狙っているのだと思います。
私の前の木の枝に姿をようやく見せてくれました.
枝にとまりながら鋭い目つきで虫を追っています。
暗い葉陰なのに、時々、目がキラリと光ります。
葉陰で動き回っていましたが、そのうち低い野太い声で「ギシ・ギシ・ギシ」と変な声で鳴いていましたが、暗闇に鮮やかな黄色の軌跡を描きながら、どこかに飛んで行ってしまいました。
キビタキは、普通「ピッピッ」とか、「ツクツクボウシ」のような鳴き声なのに、こんな鳴き方もするのですね!