なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

手賀沼遊歩道脇の水田で採食する夏羽に化粧したダイサギ

4月29日は、晴れですが、とても風の強い日になりました。

こんな風の強い日は、小鳥は飛ばされてしまうので、ほとんど姿を見せません。

そんな時、中型や大型のコサギダイサギなどの白鷺は、そんな風にも負けないで、田植えのために水を張った水田で獲物を狙っています。

このダイサギは、クチバシが冬羽のオレンジ色から黒く変色し、クチバシと目先の間は青くなって、すっかり夏羽になっています。白くふさふさした飾り羽も綺麗です。

見事に化粧して衣替えしたダイサギは、手賀沼遊歩道脇の水田で長い脚をゆっくり動かしダイナミックに動き回ってエサを探していました。



「白鷺の ひそむ田面や  五月雨」  (河東碧梧桐